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第14回 温泉パワーでキレイになろう!
温泉ビューティ研究家に聞く、美容と健康に良い温泉活用術
2009.8.26up
これから秋に向けて、温線旅行を計画する方も増えるのでは? ゆったりとくつろぎ、心身ともに疲れを癒してくれる温泉。今回は、温泉の効果効能に注目。温泉ビューティ研究家の石井宏子さんに、美容と健康によい温泉活用術をうかがってきました。この秋は、温泉のパワーでもっとキレイに磨きをかけて!
今回取材にご協力いただいた
石井宏子さん
石井さんが提唱する温泉ビューティとは何ですか?
「まず温泉の成分や定義の話はひとまず置いておいて、私の温泉に対する考え方を紹介します。ビエナの主宰である岸さんが唱えている“ホリスティックビューティ”と通じる部分が多いのですが、温泉は肌、体、心を健やかにするビューティツールだと私は提唱しています。温泉旅をすること自体が、“自然療法”。温泉成分による肌への直接的な作用だけでなく、温泉地の環境や、その地ならではの食事など、心や体までアプローチできる。まさにホリスティックな考え方ですね。」

なるほど。興味深い考え方ですね。
「私は温泉との出会いを、“地球との対話”だと思っています。生きている地球の中からわき出た生命力に満ちた水。そこに入ることで、エネルギーが満ちてくる感覚があるんです。」

では、温泉についての一般的な定義について教えてください。
「温泉とは、地中から湧き出す温水、鉱水および水蒸気その他のガスで、源泉温度が25℃以上、または、指定成分などの19の条件が1つ以上規定値に達している、このどちらかの条件を満たしていれば“温泉”と言えます。普通に市販されているミネラルウォーターも温泉水なんですよ。」

日本にはどのくらいの種類の温泉があるのでしょうか?
「日本には約3,000の温泉地があり、源泉数はおよそ28,000本。温泉は地球がくれた恵みそのもの。天然のものだから、ひとつひとつが違うのです。どんな温泉もオンリー1と言えますね。」

温泉による美容的効果について教えてください。
「温泉には、入るだけで美肌になれる要素がたくさんあります。その効果を高めるためには、温泉選びや温泉の入り方、湯めぐりの順番などを知ることが大切です。また、古くから三大美人泉質と呼ばれている泉質、<炭酸水素塩泉(落とす)> <硫黄泉(巡る)> <硫酸塩水(補給)>があります。例えば、この順番で入れば、古い角質を落とし、血行を促進、そして最後にうるおいを補給できるので、美肌効果はばつぐん。温泉地に行く際には、湯めぐりの順番を、泉質を事前に調べてから決めることをオススメしています。せっかく入るなら温泉の美容力を活用したいですね。」

まずは泉質を知ることが重要ですね。落とす作用が期待できる<炭酸水素塩泉>とは?
「肌の汚れや古い角質を落としてくれる石けんのような作用が期待できる温泉です。お肌がスベスベつるつるになります。pH8.5以上のアルカリ性の温泉も同じような作用が期待できます。余分な角質をやさしく落とし、水分保持力を高めることができるので、入浴後の保湿はたっぷりしましょう! また、炭酸水素塩泉のようなタイプの温泉では、アカスリなどナイロンタオルで肌をゴシゴシ洗うのはNG。必要な角質まで落としてしまう恐れがあります。手で優しくなでるだけでも、キレイになりますよ。」

巡りをアップさせる<硫黄泉>とは?
「硫黄泉と炭酸ガスを豊富に含んだ二酸化炭素泉は、血行を促進して体の巡りを良くします。血流を促すことで、酸素や栄養の供給が順調になり、滞りがちな老廃物の排出を促進。クリーンな体、クリアな美肌へ導くサポートをしてくれるのです。」

うるおいを補給する<硫酸塩泉>とは?
「うるおいを補給する化粧水のような作用が期待できます。また、塩化物泉も補給型の泉質といえます。塩の成分が薄いヴェールのように肌を包み、肌の水分や熱を逃げにくくしてくれるので、湯あがり後も“しっとり” “ほかほか”が持続します。」
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